Tech Internshipは貴重な経験の連続
※朝日放送グループホールディングスでは、2023年8月から9月にかけて、就業体験を伴う専門活用型インターンシップ「ABC DX Tech Internship」を実施しました。本記事はそのレポート記事となります。
(参考: 「ABCGHD初の技術長期インターンシップ今夏開催!参加者募集中!」 の記事)
自己紹介
同志社大学 文化情報学部の 西野 駿 です。
大学ではデータサイエンスをメインで学んでおり、R, Python, SQLといったプログラミングを用いて様々なデータを分析しています。
インターン参加のきっかけ
このインターンシップ自体は、大学の就活サイトを見て知りました。
僕自身、将来は大学で学んでいることを活かせるような職に就きたいと考えています。とはいってもまだまだデータサイエンスやプログラミングについては勉強中の身なので、分析に関わる経験を積みたいという想いが強くありました。そのため、インターンシップも実践的データ分析ができるような内容のものを探していました。
一方、僕は昔から音楽が好きで、バンドで演奏をしたり曲を作ったりといった活動をしていることもあり、そういったエンタメに関する業界にも興味がありました。
今回参加させて頂いたインターンシップは、「データ周りの実践的な業務の体験ができる」+「テレビのすぐ近くで働くことができる」という僕の2つの想いを両立できるような内容だったので、参加を決めました。
インターンで取り組んだ内容
扱ったデータについて
今回僕が扱ったデータは、スマホなどでラジオを聴けるサービスの聴取データです。
大学でもサイズの大きなデータを扱った経験はありますが、その比にならないくらいの大きさで、しかもデータが毎日更新されて増えていくのも新鮮でした!
自分が使ったことのあるサービスのデータに触れることができるというのも本インターンシップの魅力だと感じています。
取り組んだ内容について
ABCラジオのマーケティングに活用できるような知見を得たいと考え、分析を行いました。
具体的には、
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「どのユーザーがどの番組をどれくらい聴いたか」に関するデータの基盤をSQLで構築
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行列分解(NMF)をPythonで実施し、番組やユーザーをクラスタリング
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結果を可視化して、クラスターを考察
みたいなことをしました。
インターンの感想
まず、 「仕事」へのイメージが明確になりました。
世の中のインターンシップの中には実際の業務を体験できないようなものも多くありますが、このインターンシップは社員の方々が普段している仕事をそのまま体験することができます。
大学では使えないようなツールやシステムを使っていく中で、大学では教えてくれないけど業務では必須の作業があることを知り、学生の時期にそれらに触れられたことは僕自身のアドバンテージになったなと感じています。
他にも社内の会議や勉強会に参加できたりなど、1ヶ月間は実際に社員になった気持ちで働くことができたので、参加するまでは「仕事といってもどんなことをするのか想像がつかない」と思っていた僕にとっては、すごく有意義なインターンシップでした!
そして何よりも感じたのは朝日放送の魅力です!!!
社員の方々は皆本当に仲が良くて、社内はすごく和やかな雰囲気でした。部署を問わず仲良くされている様子を見ると、チームで番組を作っていくテレビ局ならではの風景なのかなと感じました。そういう環境だからこそ分からないことがあってもすぐに聞くことができて、すごく仕事がしやすかったです。
さらに、インターンシップ期間中は基本的に毎日進捗報告があり、そこで自分が分析したい方向性に沿って的確なアドバイスを頂くことができました。分析を行う上での考え方や視点など参考になることばかりで、たくさん成長することができた1ヶ月でした!
おわりに
インターンシップ参加前には「うまく仕事できるだろうか……」といった不安もありましたが、参加してみたらそんな不安が吹き飛んでしまうくらい楽しく充実した毎日だったなぁと思っています。
インターンシップで得た経験はもちろんですが、社員の方々や他のインターン生と共に仕事をして、福島の美味しいご飯を食べに行った日々そのものが忘れられない思い出になりました!!
最後になりますが、このインターンシップに関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。
1ヶ月という短い期間でしたが、本当にありがとうございました!!
☆以下ご飯紹介コーナー☆
- 初日のお昼に、インターンのメンバーとDXMD局の社員の方々で食べに行ったお寿司。初日は緊張していたけど、思い返したらこのとき既に楽しかった。
- 最終日に食べた社員食堂のコロッケ、美味しかった。食堂はメニューが豊富で飽きないシ!